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藤井聡太(19)三冠(王位・叡王・棋聖)が豊島将之(31)竜王に挑戦しました。
第34期竜王戦の7番勝負が山口県宇部市で行なわれ、11月14日4勝0敗で藤井三冠が勝って四冠になりました。
スゴイですね。
4つのタイトルを保持したのは、史上最年少19歳3ヶ月でした。
4冠を達成したのは6人目、これまでは羽生善治9段(51)の22歳です。
藤井三冠の誕生日は2002年7月19日、愛知県瀬戸市の出身
5歳の夏に母方の祖父母から将棋を習ったようです。
あっという間に将棋のルールを覚え相手をしていた祖父もたちまち歯がたたなくなったそうです。
その後瀬戸市内の将棋教室に入ります。
入会時に師範から渡された、500ページにも及ぶ厚さの『駒落ち定跡』(日本将棋連盟)を、まだ読み書きができないのに符号を頼りに読み進め、1年後には完全に理解・記憶したそうです。
スタートからちょっと違った頭脳の持ち主だったのでしょう。
2011年8月、小学校3年生で第10回全国小学生倉敷王将戦・低学年の部で優勝。
その10月にJT将棋日本シリーズ東海大会の低学年の部で優勝。
小学校6年生で史上最年少の奨励会初段、二段に昇段。
中学1年生でも史上最年少の奨励会三段に昇段し、マスコミに報じられました。
中学2年生の第59回奨励会三段リーグ戦で、2016年9月3日の最終局に勝利。
同年10月1日付・14歳2か月での四段昇段。
プロ入りを決め、最年少棋士記録を62年ぶりに更新したのです。
2016年12月に行われた第30期竜王戦6組ランキング戦で加藤一二三との対局がプロデビュー戦。
両氏の年齢差は62歳6か月であり、これも公式戦では最多年齢差の対局となりました。
結果は加藤を110手で破ります。
14歳5ヶ月という公式戦勝利の史上最年少記録を更新でした。
2017年王将戦1次予選で小林裕士に勝ち、プロデビューからの11連勝記録を更新。
6月には竜王戦本戦1回戦で増田康宏に勝ち29連勝という歴代最多連勝記録を更新。
しかし、7月に行われた竜王戦本戦2回戦で佐々木勇気に負けて連勝が止まりました。
2018年5月、第31期竜王戦5組で船江恒平を破り七段に昇段し、七段昇段の最年少記録を更新。
最年少記録の更新が後を絶ちません。
2019年の藤井の獲得賞金・対局料ランキングは9位(2108万円)。
大分アップしてきました。
2020年木村一基とでは、4連勝で王位を獲得。
史上最年少(18歳1か月)でのタイトル二冠保持と八段への昇段を果たしました。
2021年7月棋聖戦5番勝負で渡辺三冠を破り、初防衛と九段昇段を最年少18歳11か月で達成。
さらに王位戦と叡王戦で豊島将之に勝利。
そして今回の竜王戦で四冠を達成です。
本人は、
実感がないのが正直なところ。
自分の足りないところを感じたシリーズでもあった。
ここ迄結果を出せているが、内容的には課題が多いので改善していきたい。
と話していました。
本当にすごい人だと思いました。
まだまだ色々な記録を打ち立てていくことでしょう。
藤井聡太時代を大いに期待します。
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