今年の年末

今年もまた年末を迎えなんとなく気ぜわしい感じがしてくるのは私だけではないと思っています。

仕事的では第三四半期の実績を気にしながら「もうひと踏ん張りすれば決算が楽になる」と己に鞭を打つもう一人の自分を意識したりしています。

家庭においてはパラパラ来る喪中のはがきを見ながら、来年は平凡な内容でなく工夫した年賀状にしようかと思い、いろいろアイデアを巡らせながらも結局は日にちの関係で同じような内容に一言付け加える程度のダイレクトメール的な年賀状になってしまいました。

また「そろそろ終わりにしてもよいかな」「今年来なかったから出すのはやめよう」「昨年出さなかったけど届いてしまった」「名前も顔も思い出せない」などと思い悩む人も多くなってきました。

12月に高齢などの理由を添えて新年の挨拶を失礼しますという葉書を出す上手な年賀状の辞め方なども調べてみましたが年上の方には出しにくく今一つ腑に落ちない状態です。

すべてが手書きの時代で文字を見ただけで相手がわかり、行間ににじむ人柄が想像できたあの頃に比べ今のパソコンはきれいですが無味乾燥になってきたなと思っています。

妻からは大掃除に関して分担を命令されていますがどうしても仕事納め以降の3日に集中してしまいます。

「俺は会社で仕事をして稼いでいるんだ」と言うのは年末だけは我が家で

通用しないことなのだと諦めています。

網戸やガラス窓・照明器具・換気扇などがその主な内容ですが、これらは結果が分かりやすいのです。

ガラス窓や照明器具などは気を入れて磨かないとしばらくして手を抜いたところがバレてしまうため手直しやり直しが必要になることがあるからです。

仕事納め後の3日はあっという間、やるべきことはたくさんあるのですが、31日も夕方になると「もうこの辺で終わりにしよう」とやや諦めも含めた終了宣言です。

多くの家庭がこの後は年越しそばと紅白、行く年くる年で1年のページがまためくられてゆくことでしょう。

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