お正月の飾り方
お正月飾りは、新年に「年神様(としがみさま)」を迎え入れ、家族の健康や繁栄を祈るための大切な準備です。
お正月飾りの種類とその飾り方を詳しく説明します。
1.門松(かどまつ)
意味
門松は、年神様が迷わず家に来られる目印として玄関に飾ります。松や竹は長寿や繁栄の象徴です。
飾り方
●場所:家の門や玄関の両脇に置く。
●タイミング:12月28日までに飾るのが良い(29日は「苦」を連想させるため避け、31日は「一夜飾り」とされ縁起が悪いとされます)。
●片付け:松の内(1月7日または15日)を過ぎたら取り外します。
2.しめ飾り(しめ縄飾り)
意味
しめ飾りは、家の中を清め、悪霊を寄せ付けない結界の役割を果たします。
飾り方
●場所:玄関の上部や神棚、車、キッチンなどに飾る。
●タイミング:門松と同様、12月28日までに飾る。
●片付け:松の内が過ぎたら外し、神社で焚き上げる(どんど焼きなど)。
3.鏡餅(かがみもち)
意味
鏡餅は年神様の依代(よりしろ)として飾ります。
丸い形は円満や繁栄を象徴します。
飾り方
●場所:神棚や床の間に置くのが一般的ですが、リビングやダイニングでも良い。
●飾り方の基本:
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- 台の上に白い紙や布を敷く。
- 台の上に大小2つの餅を重ねる(大きい餅が下、小さい餅が上)。
- その上に橙(だいだい)を載せる。
- 装飾として昆布や干し柿などを添える場合も。
●片付け:1月11日(鏡開き)に食べて年神様の力を取り入れる。
4.破魔矢(はまや)
意味
破魔矢は厄除けや災いを退けるための縁起物です。
飾り方
●場所:神棚や玄関付近に飾る。
●タイミング:年末または初詣で購入し、新年の間飾る。
●片付け:翌年のどんど焼きで処分します。
5.縁起物(熊手や福飾り)
意味
商売繁盛や家庭円満を願う飾り物です。
飾り方
●場所:玄関やリビング、商売をしている場合は店舗の入り口など。
●タイミング:年末に購入し、新年に飾る。
●片付け:松の内が過ぎたら外します。
飾る際の注意点
- 飾る時期
- 遅くとも12月28日までに飾るのが理想。
- 29日(「二重苦」)や31日(「一夜飾り」)は避ける。
- 飾りの向き
- 神棚や玄関の飾りは、家の中から見て正面を向くように配置します。
- 飾りの処分
- 神聖な飾りなので、処分する際はどんど焼きや神社で焚き上げてもらいます。
お正月飾りの意味を感じながら
お正月飾りは単なる装飾ではなく、年神様を迎えるための大切な準備です。
一つひとつの飾りに込められた意味を理解しながら飾ることで、より良い新年を迎えることができます。