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コロナ感染症が取りざたされるようになり、1年半が過ぎようとしています。
この1年間職場や学校をはじめいろいろな組織や集団が行っていた会議や行事が中止を余儀なくされました。
理由はそう「コロナ感染症の影響を考え・・・皆様の安心安全を最優先として中止することにしました」です。
最初は止むを得ない決断だと思っていました。
確かに行事によって感染が発見、更に死亡なんてことになったら、
「仲間(社員)から感染者を出したくない」、
「だれが責任をとるのか?」、
「責任は取り切れるものなのか?」、
という疑問の前に関係者やそのトップとしては中止の決断しか思い及ばなかったと思っています。
しかし1年が過ぎ、新年には昨年と同じような行事が計画されています。
今年も感染症の終息には時間がかかりそうです。
これからもコロナ感染を理由にいろいろなことが中止に追い込まれるのでしょうか。
いくつかの会議や行事は昨年同様に中止をしているようです。
テレワークやリモート会議なども普及し始めていますが、仕事になじまない部分もありそうです。
年度末に行われる〇〇総会などは総会会場へ集まるのではなく、書面表決による方法などにより密を避けた工夫もみられています。
この様にやるべきことを中止するのでなく、方法を変えて同じ結果に導く、あるいは新しい結果を導いて古い結果を改善するという決断を考える必要があるのではないでしょうか。
中止を安易に決めてはいけないものがあるはずです。
それは何としても中止するのではなく、いろいろな方法の中から選択して実行すべきだと思います。
心の隅には、中止の連続は己のエネルギー量を減らす安堵感もあるのは事実ですが。
「えっ、これやらなくてもいいんだ」
「今まであれほど力を入れた仕事なのに・・・」
「昨年やらなくても影響が出なかったから、多分今年もやらないのでは・・・」
その先に待っているのは、業績悪化をはじめ何よりも関係者のモチベーション低下ではないでしょうか。
それに気が付くのは少し時間がかかってしまうのかも知れません。
チャンスの種や芽が見つかる可能性はおおいに期待できそうですが・・・。
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